なくなりそうな世界のことば
1,600円(税込1,760円)
吉岡 乾 著 | 西 淑 イラスト | 19.5 x 17.2 x 1.5 cm cm | 112ページ |
ペルー南部山岳地帯で使われる“アヤクチョ・ケチュア語”の『ルルン』は、豊富に実ってるの意味。
スペイン・フランスなどのバスク地方で使われる“バスク語”の『オンデョカ』は、キノコを採りながらの意味。
ロシア・カムチャツカ半島北部で使われる“コリャーク語”『ウィヌクジュガージュトゥグル』は、7月末から8月初めに種雄トナカイが角を磨く時の暑さの意味。
およそ7000もあると言われる世界で話されている言葉のうち、数少ない人が限られた地域で用いている小さな言葉が次々に消えてしまっている。
そんな世界の少数言語の中から、各言語の研究者たちが思い思いの視点で選んだ「そのことばらしい」単語に文と絵を添えて紹介した、世にも珍しい少数言語の単語帳。
耳慣れないことばの数々から、「小さな」言葉を話す人々の暮らしに思いを馳せてみてください。