| 18.5 x 23.8 x 1.0 cm | 160ページ | 飯島奈美
NHK Eテレの人気番組「365日の献立日記」が書籍になりました。
昭和41年4月22日から平成4年11月23日まで、約26年続けられた沢村貞子さんの献立日記(私の献立日記の元になったノートだそうです)から、フードスタイリストの飯島奈美さんが、料理とレシピを担当され、器のスタイリングも含めた沢村貞子さんの日常に迫ります。
ブックデザインは、有山達也、写真 齋藤圭吾という「SとN」、「音のかたち」の名コンビで、非常に美しい質感と色合いのレシピブックです。
沢村貞子さんの数ある名著から抜粋され、料理に添えられた文章も料理と一緒に味わってください。
以下 出版社 HPより
[ NHK Eテレ「365日の献立日記」待望の書籍化! ]
やっぱり こういうのが
いちばん いい
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献立は昭和の名脇役と呼ばれる沢村貞子さんが残した、約26年間の「献立日記」から。
レシピと料理は、映画・ドラマ・CM(『かもめ食堂』「深夜食堂」「ごちそうさん」など超多数)で数々の料理シーンを彩ってきたフードスタイリストの飯島奈美さんが手がけました。
季節に沿うように考えられた気取りのない献立。素朴さのなかにある美しさを掬い上げるようにつくられた一品一品。料理を通して、飾らない毎日の営みにたくさんの楽しみがあることが伝わってきます。
実用的なレシピ集でありながら、日々の暮らしに一息いれる読み物のような趣きの1冊ができました。
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春夏秋冬96品のレシピを収録
〈春〉牛肉バタ焼 そら豆 白ソース和 おすまし(とろろ、青のり)……
〈夏〉えび入りおこげ料理 夏ずし グリンピースのポタージュ……
〈秋〉カレーライス 茄子のはさみあげ ひらめのパピヨット(つつみ焼)……
〈冬〉大正えびのフライ/かますのフライ 魚すき ドーナッツ……
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・昭和の食卓を現代に活かす、通年で美味しく役立つ一冊!
料理名だけ書かれた簡潔な日記を見つめ、沢村さんと話をするように、飯島さんがレシピを考えていきました。昭和を懐かしむだけでなく、現代的な手法も数多く取り入れています。
・読みものの要素もたっぷりと。数々のロングセラーを持つ文筆家・沢村貞子の入り口としても◎。ときにはその名文の数々から、食と生活にまつわるくだりを引きながら、沢村さんの料理に、飯島さんが思いを馳せています。
[プロフィール]
●献立 沢村貞子 さわむら・さだこ
1908年(明治41年)東京・浅草生まれ。女優・エッセイスト。本名大橋貞子。日本女子大学在学中に新築地劇団に参加。前衛演劇運動に加わって投獄を経験する。34年、日活太秦現代劇部に入社、映画女優としてデビュー。小津安二郎監督作品をはじめとした映画、舞台、テレビで名脇役として活躍した。生涯で出演した映画は100本以上。78年には、半生をとりあげたNHK連続テレビ小説「おていちゃん」が放送された。89年に女優を引退。文筆業にも長け、77年『私の浅草』で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。ほか『貝のうた』『わたしの台所』『わたしの献立日記』など著書多数。96年(平成8年)没。
●料理・文 飯島奈美 いいじま・なみ
東京生まれ。フードスタイリスト。テレビCMを中心に広告、映画などで幅広く活躍中。2005年の映画『かもめ食堂』参加をきっかけに、映画やテレビドラマのフードスタイリングも手がけるようになり、映画『東京タワー〜オカンとボクと、時々、オトン』『めがね』『南極料理人』『海街diary』『真実』、ドラマ・映画『深夜食堂』、連続テレビ小説「ごちそうさん」、ドラマ「カルテット」といった話題作を担当。『LIFE』『深夜食堂の料理帖』(共著)『おいしい世界の台所』『ワインがおいしいフレンチごはん』(共著)など著書多数。
著者:飯島奈美
写真:齋藤圭吾
ブックデザイン:有山達也、山本祐衣、中本ちはる