ボッティチェリ 疫病の時代の寓話
720円(税込792円)
バリー・ユアグロー | 柴田元幸 訳 | 10.6 x 14.8 x 0.4 cm | 44ページ
奇想天外な超短編を得意とする作家・バリー・ユアグローが、都市封鎖状態の続く4月5日から5月11日のニューヨークからメールで日本の柴田元幸へ届け、すぐさま翻訳、出版されたコロナの時代の寓話12本の短篇集です。
「正気を保つために書いた」いう一本目の『ボッティチェリ』。感染すると美しく姿を変えていくという病の流行。美しさと醜い姿、感染か健康か。少し笑って、まさに “正気を保って” 、また現実を見て、、、と2020年の今読みたい1冊です。