ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい
1,600円(税込1,760円)
大前粟生 | 19.3 × 13.4 × 1.6 cm | 176ページ
女みたいだって僕のことをいじって、同時に女子のことも馬鹿にする男子。そんなかわいい女の子のような男の子の主人公・七森は男子の輪から外れてしまわないよう、男子の中で育つ。つらいことを話すと話した相手がつらくなるんじゃないか。男性というだけで、女性を傷つけるんじゃないか。フェミニズムを支持する男性の作者が書く、生きにくくも優しい気持ちになれる1冊です。
他、たのしいことに水と気づく/バスタオルの映像/だいじょうぶのあいさつを含む4話の短編集です。