中国・SF・革命
2,200円(税込2,420円)
20cm x 14cm x 3.6 cm | 340ページ |
長編SF小説・劉慈欣の「三体」が中国でヒットし、そして世界で、2019年には日本で話題となり、中国とSFが注目されている昨今。2020年文藝春季号ではそんな中国のSFが特集され完売店が続出しました。こちらはそんな文藝春季号の大幅増補の上単行本化されたもの。新たにケン・リュウとハオ・ジンファンの初邦訳作品と、柞刈湯葉の書き下ろし「改暦」が収録されており、改めて楽しんで頂ける内容です。
■小説
【初邦訳】ケン・リュウ「トラストレス」/ 古沢嘉通 訳
【書き下ろし】柞刈湯葉「改暦」
【初邦訳】郝景芳「阿房宮」/及川茜 訳
王谷晶「移民の味」
閻連科「村長が死んだ」/谷川毅 訳
佐藤究「ツォンパントリ」
上田岳弘「最初の恋」
樋口恭介「盤古」
■エッセイ
イーユン・リー「食う男」/篠森ゆりこ 訳
ジェニー・ザン「存在は無視するくせに、私たちのふりをする彼ら」/小澤身和子 訳
藤井太洋 「ルポ『三体』が変えた中国」
立原透耶 「『三体』以前と以後」