氷柱の声 | くどうれいん
1,350円(税込1,485円)
くどうれいん | 13.4 x 19.4 x 1.3 cm | 119ページ |
くどうれいんさん初の小説。
この表紙の色のような白の中に青ベースの色がたくさん入って、所々茶色が混ざる。
知り合いの出来事のような肌触りの素敵な物語でした。
先にこちらを読んでいたおかげで、「おかえりモネ」の旧北上川分流施設の移流霧のシーンで、百音さんの気持ちが少し伝わり号泣しました。
以下 出版社から
語れないと思っていたこと。
言葉にできなかったこと。
東日本大震災が起きたとき、伊智花は盛岡の高校生だった。
それからの10年の時間をたどり、人びとの経験や思いを語る声を紡いでいく、著者初めての小説。