アウト・オブ・民藝|ロマンチックなまなざし
軸原ヨウスケと中村裕太
軸原ヨウスケと中村裕太
1,000円(税込1,100円)
| 12.6 x 18.8 x 0.4cm | 34ページ |
以下出版社 HPから
2018年に当店より刊行、各方面で話題を呼んだ『アウト・オブ・民藝』。民藝運動とその周縁にいた人々を、資料をもとに相関図化。意外なつながりを浮かび上がらせ、民藝という概念にあらたな問いかけを提示しました。その後も著者二人のリサーチや展示活動は継続し、2021年末〜2022年にかけ当店にてあらためて展示された「ロマンチック仮設編」を冊子化したのがこちら。その関心は相関図をつくり相対的な視線を生むことから徐々に「密やかな関係」や「細部の探求」へと移り変り、本書ではあの時、あの場所で、二人が出会っていたという紛れもない事実や、小さな証拠からイメージを膨らませた著者二人の主観を交えたエッセイへと発展。
“1933年、ブルーノ・タウトと今和次郎は、浅草のビール店で何を話したのだろうか”
“1954年、バーナード・リーチとワルターグロピウスは国際文化会館で何を話したのか”
“寛次郎さん、枕元のラジオで何を聴いていたんですか”
“柳先生、人形のこと本当はどう思っていましたか”
あなたの民藝観を少し更新してくれる、ロマンチックな眼差しをお楽しみください。
編集・発行は、誠光社。