THIS TOWN ーマヌケで切実な物語
大嶋宏和
大嶋宏和
1,200円(税込1,320円)
大嶋宏和 著| 18.3 x 13.0 x 0.9 cm | 128ページ |
個人的には、今年1番面白かったグラフィックノベルです。
何か表現活動してる人はさることながら、市井の人が感情移入できる構成にただただ読後の余韻を噛み締めます。
絵やアングルのリズムも大好きで、トムラ好きにな人には、全員勧めるし、長く置きたい作品です。
以下 出版社から
超新人作家。大阪出身の大嶋宏和による、新作漫画が完成!
ーーー大嶋作品は、実は人生の契機を描いている作品でもある。 ほとんどの作品に、ひと悶着のあと、次の人生を歩み出す人物が登場する。 彼は、究極の前向きな作品を描く作家といえる。
「あとがき・苦虫あまい」より 山下賢二(ホホホ座)
雑誌「BRUTUS」で「FOR WHAT?」の連載などを行う新進気鋭の漫画家・大嶋宏和の最新コミックが刊行! どうにもならないやるせなさの中に、人生への愛にも似た叙情的な感情が呼び起こされるストーリーたち。自身のホームタウン・大阪を舞台に、3人の悲哀に満ちた物語が展開されます。
現在の漫画にはあまり見られない読後感に満たされる、漫画叙事詩の登場です。
新作に加えて、IN/SECTS MAGAZINEから寄稿短編2作品も収録。