編集:川田洋平、デザイン:米山菜津子,翻訳:Sam Holden、梅原進吾| 132ページ | 17.8 x 24.1 x 0.8cm |
浅草の多目的スペース「RABA」の展示企画から生まれた書籍シリーズの第1弾。
天才編集者 川田洋平さんの仕事がまた見れます。
展示会は、ベトナムを拠点にする10代から30代の比較的若い15組の写真作家が制作したダミーブックを一堂に集めた企画。しかしその15名の表現方法もそれを企画するリエン・ファム(Liên Phạm)とダット・ヴー(Đạt Vũ)もそれぞれ構築の仕方が独創的。
ぜひイントロダクションから読み込んでもらい、実際展示会を見れていない読者にどこまで戦えるのか川田洋平さんの編集を通じて、今のベトナムで緩やかに息づく作品世界に触れてもらって、感想を聞きたい衝動になります。展示会見たかった。
以下 出版社リリースより
ベトナムの若手作家たちの知られざる写真実践を紹介 15冊のダミーブック図解&作家インタビューを収録 !
「ダミーブック」とは何か ── それは時に写真作家たちの純度の高いアイデアが詰まった スケッチであり、時に作品集の出版を目指してつくられた模型であり、また時に作家人生 をかけて更新され続ける終わりなき実験の副産物でもあります。本書では、まだ見ぬ大き な可能性を秘めた東南アジア・ベトナムのアート系出版文化の片隅でつくられた15 冊のダ ミーブックと、それらをみずからの手で制作した若き才能たちの写真実践を紹介しています。
“ この15 の作品集は一見すると、私たちのルーツである家族、生活環境、アイデンティティについて、私たちが何者であり、どのように生きてい るのかを考えるための基礎として語られているように見える。[中略]観客たちはどの地点からでも入り込むことができ、自由に連想しながらイ メージの連なり/群れの中を航行する。そこから、私たちが共有する関心事の根源を探るための対話を始めることができるのだ ”
── Liên Phạm, Đạt Vũ |本書ステイトメントより
* 一冊ずつビニール梱包されています
* ゴム紐のカラーは選べません
赤・青・オレンジのいずれかになります