内田真美
| 15.0 x 21.1 x 1.8cm | 208ページ |
料理家・内田真美さんと甘いものアベンジャーズ8名との甘いものに導かれる思い出と人生訓、お気に入りのお菓子、お店などなど、登場人物みんな好きになる対談集です。
須山樹里さんのアートディレクションで、横山希さんのデザイン、吉田歩さんの美しい写真も相まって、とても綺麗で大切にとっておきたい本になります。
以下、対談者一覧です。
山本祐布子 ——イラストレーター、「mitosaya薬草園蒸留所」代表
思い出のショートケーキ,mitosayaのものづくり,同じ時代、同じ店に通っていた,憧れが詰まった堀井和子さんの世界,ドイツのお茶時間の思い出,お茶時間があることの効用
重信初江 ——料理研究家
美味しいものの集中地点,どんなお菓子を食べてきたか,旅先で出会ったお菓子.お気に入りの和菓子店,お茶とお菓子で気持ちを切り替える
井出恭子 ——「YAECA」デザイナー
茶色くて丸い、シンプルなお菓子,国内外の思い出のお店たち,鎌倉の好きな店、東京の好きな店,非日常のお茶、いただきもののお菓子,夫婦で過ごすお茶とお菓子の時間
朝吹真理子 ——作家
立ち上る「湯気」がご馳走,東京育ちの思い出のお菓子,「美味しいもの」がある風景,同じ店に通い続けること,喫茶することは日常の憩い
福田里香 ——菓子研究家
お菓子を贈り合う,美味しいお菓子はパッケージも美味しい,お菓子のプロデュース,自宅で飲み物と楽しむお菓子,ご近所のお菓子屋さん巡り
なかしましほ ——料理家・「foodmood」主宰
美味しく感じるお菓子のバランス,数を少なく、それをより美しく,お菓子は気持ちを伝える手段,クッキーボックスはコース料理,懐かしくて新しい韓国のお菓子,溢れ出る「あんこ愛」
平野紗季子 ——フードエッセイスト
日常のお菓子、夢のお菓子,ガストロノミーは総合芸術,喫茶体験に求めること,甘いもので結界を張る,「快感」を食べるお菓子,「幸せになりました」と言われる職業
後藤裕一 ——パティシエ
街の大福屋のような存在に,ひたすらお菓子を作り続ける,ガストロノミーの世界,フランスの思い出のお菓子,人と食べるお菓子、ひとりで食べるお菓子
以下出版社HPより抜粋
わたしたちが甘いものに
惹かれる理由
料理家・内田真美さんは、お菓子を作るのも、買うのも、食すのも愛している、無類の甘もの好き。同じく甘もの好きな各界で活躍される8名と、おすすめの菓子を挟みながら、国内や海外の菓子や喫茶、お茶の時間や効用について語り合う、味わい深い対談集です。美しい造本と写真による、至福のひとときをどうぞ。
編集者のおすすめポイント
料理家・内田真美さんは料理本『私の家庭菓子』で季節を通して楽しめる家庭菓子の魅力を伝え、ガイドブック『私的台湾食記帖』、『私的台北好味帖』では多くの方の台湾旅を充実したものにしてきました。業界内にファンも多く、美食家であり、あくなき探究心で数々の味を食べて経験してきたからこその信頼度。インターネットの情報が溢れようとも、個人の経験や体験に勝るものはなし。著者が認める甘もの好きの方々と、菓子や喫茶についてとことん語り合う対談集。情熱と愛情と好奇心が溢れる、ここでしか読めない話や情報が満載です。
著者について
内田真美(うちだまみ)
料理研究家。長崎県生まれ。書籍や雑誌、広告など、幅広いシーンでレシピを提案する。著書に『洋風料理 私のルール』、『私の家庭菓子』、『私的台湾食記帖』、『私的台北好味帖』(すべてアノニマ・スタジオ)、『高加水生地の粉ものレッスン』(KADOKAWA )などがある。