天草陶石の白く滑らかな質感、またその美しさを引き立てる造形。
建築やインテリアデザインを学んできた基礎知識をもとに形作られる作品からは、その質感と相まって特別な存在感が感じられる。中原真希さんは、陶磁器の産地である愛知県瀬戸市と肥前地方(佐賀県有田町、長崎県波佐見町)で学んだ「水挽きろくろ」等の産地の伝統技術を使い、また制作する対象によっては先端技術も取り入れながら、独自の表現を広げ続けている。
素材:磁器、藤(把手)
size : W 14 x D 11.5 x H 14 cm
・ひとつひとつが作家による手作業で作られているため、形やサイズには若干の個体差があります。
・高温で焼結されているため、マットな質感でも吸水性はありません。
・ご使用になられるうちに茶渋などが付着した際は、食器用漂白剤で白さが戻ります。
・マットな質感の焼締部は、柔らかいスポンジより固い研磨側で洗いますと、繰り返し洗浄するたびに滑らかな手触りになります。
・電子レンジ・食洗機使用可能(磁器は熱伝導率が高いため、温めた際の器のお取り扱いにご注意ください。)
陶磁工房一朶
中原真希
千葉県木更津市育ち、長崎県在住。
女子美術大学デザイン科卒。インテリアデザイン事務所STUDIO80を経て工芸の世界へ。愛知県立瀬戸窯業高等専門学校 デザイン科、佐賀県立有田窯業大学校 短期研修ロクロ科卒。有田町 岳窯 照井一玄氏に師事。長崎県窯業技術センター 戦略・デザイン科 嘱託職勤務後、独立。陶芸教室まなび屋運営。ナガサキリンネ実行委員 企画展・ワークショップ担当。神村学園おおむら学習センター プロジェクト授業 美術・工芸講師。二級建築士。臨床美術士4級。2020年よりgallery-shop CRANE運営(長崎市)。