福岡・久留米にて足袋の生産に始まった【ムーンスター】。135年以上の歴史の中で培われた技術から生まれたスニーカーです。国内でもごく僅かの工場しか生産することの出来ない「ヴァルカナイズ製法」で作られたスニーカは最終工程で ”窯” に入れて焼くという製法。ソールがしなやかで柔らかく、丈夫で壊れにくく、美しいシルエットを保つことができるスニーカーです。

キャンバスの表地と裏地の貼り合せにはゴム糊を使い、さらに踵の芯や爪先にもゴムが使われています。ゴムには柔軟性があるので、かかとが潰れてもしなやかに戻ることができます。
また、ソールにはひとつひとつ縄目を型押ししたゴムテープを巻き、継ぎ目を「シーリングワックス」に見立てたロゴマークで留められています。
生地は、18世紀末イギリスで発明され、産業革命の誘因となったとされる力織機で織られたものを使用。シャトルが左右から往復運動することにより緯糸を挿入する、この昔ながらの機械で織るオリジナルキャンバスは、空気をより多く含んだようなふっくらとした風合いが魅力です。福岡県・筑後地方の工房で今もなお織り続けられています。

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お手入れ方法
洗う際はシューレースを外します。ぬるま湯に粉末洗剤（中性洗剤）を入れ、30分ほどつけ置きしてください。アッパー生地の黒ずみには石鹸をすりつけ、泡立つようにブラシでこすります。このとき、生地を傷めないように力を加減してください。ソールのラバー部分の汚れはメラミンスポンジでこすると効果的に落とせます。次にぬるま湯で泡がなくなるまでよくすすいだ後、型崩れしないようスニーカーの中にタオルを詰めて、洗濯機で10〜30秒程度脱水を。その後はなるべく早く、風通しの良い場所で天日干し、もしくは影干しすることをお勧めします。